放射線科は診療科からの依頼を受け、一般撮影(レントゲン)検査、骨密度検査、X線透視検査、CT検査、超音波検査を行っています。適切な診断となる画像検査を提供していくと共に、医療被ばくの低減に取り組んでいます。
特長
検査に伴う負担を出来る限り軽減するため、新しい技術を積極的に取り入れます。検査や被ばくに対する不安に真摯に向き合い、説明や対応を心がけます。
装置紹介
一般X線撮影装置
キャノンメディカルシステムズ社製 MRAD-A50S/A1
一般撮影(レントゲン)画像を撮影するために、X線を照射する装置です。
富士フィルムメディカル社製 FPD DR CALNEO Smart S77/S47
FPD とはフラットパネルディテクタ(Flat Panel Detector)の略で、体を透過した X 線を、FPDで受け取り、デジタル信号に変換することによってレントゲン写真を得る装置です。従来の装置(CR システム)と比べて、低被ばくで高精細な画像を得ることができます。
回診用X線装置
島津メディカルシステムズ社製 MobileArt Evolution(MX7)
移動することが出来ない患者様を病室内で撮影するための装置です。
CT(Computed Tomography)装置
キャノンメディカルシステムズ社製 マルチスライスCT Aquilion PRIME
CTとはコンピューター断層撮影装置のことです。
照射されたX線は体を通り抜け、X線管球の対側にある検出器で検知され、コンピューター処理を行い、輪切りの画像が構成されます。
当院のCTは検出器の列数が80列のCT装置です。短時間での撮影が可能で、患者様の負担軽減、呼吸ブレの少ない良質な画像を提供することができます。薄い厚さ(0.5mm)で撮影するため、ごく小さな病変の検出も可能です。輪切りの画像の以外にも必要に応じてあらゆる断面の画像や3D画像を作成し、多目的な検査も行っており、診断に有用な多くの画像情報を提供します。
CTワークステーション(画像解析装置)
富士フィルムメディカル社製 SYNAPSE VINCENT
細かく撮影したCT画像から冠動脈(心臓の栄養血管)画像や3D画像を作成するための装置です。
DR(Digital Radiography)装置
キャノンメディカルシステムズ社製 ZEXIRA DREX ZE80
DRとは体の内部情報をX線により実時間(=リアルタイム)で観察することの出来るX線透視装置です。DRはデジタル画像の総称とされることもあり、DF(Digital Fluorography)とも呼ばれています。
FPDを搭載しており従来の装置と比べ、低被ばくで高精細な画像を得ることができます。
当院では消化管造影検査、嚥下造影検査、X線透視下のカテーテル等を用いた手技で使用しています。
その他の装置
富士フィルムヘルスケア社製(ALOKA ALPHYS A)
超音波装置(キャノンメディカルシステムズ社製 Aplio a / Verifia)